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日本マス・コミュニケーション学会 2021年秋季大会および70周年記念国際シンポジウム開催のお知らせ

日本マス・コミュニケーション学会 
2021年 秋季大会 および70周年記念国際シンポジウム開催のお知らせ

【開催告知】日本マス・コミュニケーション学会 2021年秋季大会 

【日時】11月6日  10:00-18:00

【開催方法】オンライン(Zoom)で開催します
https://www.jmscom.org/conferences/2021autconf/

・大会参加申込について
2021年秋季大会への参加を希望される方は、以下の「参加申込ページ」から2021年11月3日(水)18:00までに申込・入金をお願いいたします。

参加費:2,000円(非会員の方も同額)〔※ただし、シンポジウムのみの参加は無料で受け付けています〕
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01qnmcjhwcw11.html

 


●記念シンポジウムの開催について
【テーマ】東アジア圏のメディア/ジャーナリズム研究と交流の意義――学会70周年を記念して

【日時】11月6日  16:00-18:00

【参加費】国際シンポジウムのみは無料

【開催方法】オンライン(Zoom)開催

https://www.jmscom.org/conferences/2021autconf/prog/#sympo

キーノートスピーカー: 伊藤 守 (学会長、早稲田大学)
報告者: Anthony Fung (香港中文大学)
報告者: Dal Yong Jin (Simon Fraser University)
報告者: Jihyang Choi (梨花女子大学)
報告者: 林 香里 (東京大学)
〔※報告順は未定〕
司会者: 黄 盛彬(立教大学)、李 美淑(立教大学)

本学会は、1951年に発足してからちょうど今年で70年を迎え、また「日本新聞学会」から「日本マス・コミュニケーション学会」に名称変更してから30年が経過した。そして、本学会は2022年に「日本メディア学会」に名称変更する。この名称変更を一つ契機として、日本におけるメディア研究ならびにジャーナリズム研究をより一層活性化するために、学会の実質的な改革、学会のアイデンティティにかかわる重要な転換点となることが期待される。

その転換のための重要な軸として、メディア、コミュニケーション環境のみならず、研究・学術ネットワークの国際化・グローバル化への対応がある。グローバルな情報ネットワークの発展は、画一的なメディア環境を構成しているわけではなく、各地域の、各国の経済的・政治的・制度的な文脈に規定されながら、独自の社会的コミュニケーションの様態とメディア環境を作り出している。とりわけ、香港、中国、台湾、韓国、日本といった東アジア圏におけるメディア文化の交流が多くの研究者の間で注目されていることは周知のことがらである。また、もっぱら英語化という指摘もあるものの、教育・研究・学術活動における国際化・グローバル化は急速なスピードで進んでいる。そうした中で、本学会および学会員の国際的な研究協力、交流活動も着実に行われており、学会としては、4半世紀に及び、25回まで重ねてきた日韓国際シンポジウムの取り組みがあり、英文ジャーナルの発行の実績もあるが、グローバル規模で進んでいる動向を鑑みると、さらなる取り組みが必要であることは言うまでもない

今回の国際シンポジウムでは、まず、伊藤会長の基調スピーチに加え、海外において、それぞれ香港、カナダの大学に所属しながら、東アジア圏におけるメディア状況についての研究に取り組んできた研究者をお招きして、これまで取り組んできた研究交流について、また、これからの研究協力、交流の可能性や意義について語っていただく予定である。本学会からは、国際研究協力の経験豊かな林会員に報告いただき、最後に、登壇者全員にて討論を深めていきたい。

なお、本シンポジウムはZoomによるオンライン双方向会議として、日英の同時通訳付きで行われる。

※学会名称変更について

日本マス・コミュニケーション学会は2022年1月1日、「日本メディア学会(Japan Association for Media, Journalism and Communication Studies; JAMS)」に改称致します。

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