ニュースupdate

2022年度関西支部大会11月20日(日)9:30~12:20のお知らせ

JCA(日本コミュニケーション学会)会員の皆さま 

関西支部からのお知らせです。

関西支部では、「ビブリオバトル」「記号創発ロボティックス」等の分野で著名な谷口忠大先生をお招きし、以下の要領で2022年度関西支部大会を開催いたします。本年度もZoomでの開催(参加無料)となりますので、関西支部会員の皆さま、および関西支部以外の皆さま(非会員を含む)も是非ご参加ください。

==========

【日時】 1120日(日曜) 午前9:3012:20

【場所・開催形態】
    Zoom
(参加お申し込みの皆様にZoom情報をお送りいたします)。

==========

【プログラム】
 9:30-10:00 支部総会(支部会員のみ)
 10:10-11:10 講演
 11:20-12:20 講演内容を踏まえての質疑応答・ディスカッション
【講演者】 谷口 忠大 先生(立命館大学)
【講演タイトル】「コミュニケーション場のメカニズムデザイン~自律分散的な主体の「目に見えない環境」を設計する~」

 【講演概要】

人間の行うコミュニケーションとはただ「信号を情報伝達する」ということに留まらない。そのようなシャノン・ウィーバー型のコミュニケーション観では多くの大切な現象を見落としてしまう。講演者は「記号創発システム」というシステム概念を提案し、記号創発ロボティクスを中心としたAI・ロボティクスに基づく構成論的研究に基づき「言葉の意味」に新しいアプローチで接近しながら、ビブリオバトルの発案と普及を始めとした研究開発と共に「自律分散的な主体の『目に見えない環境』を設計する」という視点から「コミュニケーション場のメカニズムデザイン」と呼ばれるアプローチを創成してきた。本講演では、人々のコミュニケーション場を改善するためにコミュニケーション場の制度設計に注目するコミュニケーション場のメカニズムデザインについて概説する。またパーラメンタリーディベート、発話権取引、ビブリオバトルなどといった諸手法をこの視点か解釈し、紹介する。また併せてAI・ロボティクスの視点からのコミュニケーションの問題に関しても触れる。

参考ご著書(一部のみ抜粋)
「コミュニケーション場のメカニズムデザイン」慶応大学出版会(2021
「賀茂川コミュニケーション塾ービブリオバトルから人工知能まで」世界思想社(2019
「ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム」文藝春秋(2013
「心を知るための人工知能: 認知科学としての記号創発ロボティクス」共立出版(2020
「記号創発ロボティクス 知能のメカニズム入門」講談社(2014
 他(詳しくはプログラムに記載いたします)

==========

【大会参加申し込み方法】
参加申し込み・Zoom接続情報の取得は、以下のフォームよりお願いたします。

https://forms.gle/LyiQEy8aFU95aayc7

  1. フォームにメールアドレスを登録いただくことでZoom接続情報を取得いただけます
  2. 大会参加申し込みは、 できる限り大会2日前(18日(金))までにお願いいたします。(前日、当日の申し込みも可能です)。

=========

その他、不明な点がございましたら、小山(tkoyama@notredame.ac.jp)までご連絡ください。

日本コミュニケーション学会
関西支部 支部長
小山哲春

 

Pagetop